IoTの構成
IoT:Internet of Things(モノのインターネット)は端末(スマートデバイス)とゲートウェイ、サーバ(クラウド)で構成されます。 IoT:Internet of Things(モノのインターネット)にBluetoothやBLEといった無線などのネットワークにより接続されたセンサーやデバイスをインターネットに接続するためにはゲートウェイと呼ばれる装置を使用します。このゲートウェイによりIoT:Internet of Things(モノのインターネット)の無線をWiFi、3G/LTEなどの無線通信やイーサーネットを経由してインターネットに接続し、IoT:Internet of Things(モノのインターネット)を実現します。インターネットへ接続されたスマートフォンやタブレット、パソコン等から確認や操作が行えます。
IoTでできること
様々なモノ、機械、人や自然現象は膨大な情報を発しています。これらの情報を収集して分析できれば様々な問題が解決できます。視覚や聴覚、触覚など五感で感じることができる情報はもちろんですが、それ以外の情報もセンサーにより数値化することで収集することが出来ます。IoTのThings(モノ)はこれを意味します。 モノとは物質として存在する物体だけを指すのではなく、雨や風などの自然の現象やペットや野生動物など生物の行動等を含んでいます。 IoTでできることは大きく2つにわけることができます。 「モノを操作する。」「モノの状態を知る」
IoT:Internet of Things(モノのインターネット)により、モノをインターネットにつなぐことでこのようなソリューションを実現します。
モノを操作する。
● エアコンの電源を操作する。
● 照明の制御をする。
IoT:Internet of Things(モノのインターネット)で照明機器やエアコン、ヘルスケア機器やその他の家電をインターネットに接続したり、給湯器などの家電以外の機器の状態確認やリモコン操作等をすることもできます。更に工場、オフィス、店舗、病院、学校や屋外等あらゆる場所に設置された様々なセンサーの情報を取得することもできます。
モノの状態を知る
IoTで工場内の装置の状況を把握
- ● IoTで動作を確認する。
- ● IoTで装置の故障を検出する。
- ● IoTで機器や部品の故障の兆候を知る。
- ● IoTで部品の在庫を知る
IoTで工場内の工程管理
- ● IoTで進捗を確認する。
- ● IoTで異常を検出する。
- ● IoTで設備、機器の予防保全を行う。
IoTで田んぼ、畑やビニールハウス内の状況を把握する。
- ● IoTで温度を確認する。
- ● IoTで湿度を確認する。
- ● IoTで土壌の水分を確認する。
- ● IoTで日当たりを確認する。
IoTで介護、見守りをする。
- ● IoTでベッドからの離床を確認する。
- ● IoTで扉の開閉を確認する。
- ● IoTで室内の温湿度を確認する。
- ● IoTで落下や転倒を確認する
三松での取り組み
生産管理システム
三松では製品の図面、工程進捗、原価計算などを独自の生産管理システム(SINS)で行っています。各作業者が端末を使い製品ごとの作業時間を入力することで製品ごとの細かな進捗管理、SEサービスなどの超短納期サービス、正確な見積を実現しています。
位置管理システム
三松ではIoT推進の一環として製品の位置管理を行っています。台車に取り付けられたビーコンと製品を紐づけることでどの製品が工場内のどこにあるか検索することが出来ます。また、製品番号に工場内の定点カメラの情報を紐づけられているため、不良が発生した状況を映像で確認できるため作業改善や原因究明に役立てています。
カイゼンカメラシステム
製品番号に工場内の定点カメラの情報を紐づけられているため、不良が発生した状況を映像で確認できるため作業改善や原因究明に役立てています。生産管理システムからアクセスすることが出来ます。
SINS Mobile端末
社員全員に端末が支給され各自が生産状況の入力、確認が行えるようになっています。カイゼンカメラシステムへの作業動画の追加もできるようになっています。また端末は内線電話としても使用されています。
情報管理盤
工場内に設置されたデジタルサイネージに生産性、不良状況、来客状況、昼食メニュー等の情報を常時表示しています。