高可搬による用途拡大
人手で扱う搬送・移載物の重量は10~20㎏が一般的です。ロボットハンドのハンド重量を考慮するとそれ以上の可搬重量が必要となります。また、物流の効率化のため1辺1100㎜前後のパレット上に積み上げられます。ロボット可搬重量30㎏、リーチ1600㎜によりパレタイジング用途への適用を拡大しました。
- ① 20㎏以上のワーク搬送
- ② 複数個のワークを同時搬送可
必要設備のパッケージ化
ロボット、ハンド、安全装置など、導入に必要な設備をパッケージ化しました。また、パレタイズ設備の導入にあたっては、導入前の検証テストから設備レイアウトの検討やレイアウト変更など、表出しないコストが発生します。パッケージの採用によりこうしたコストを最小限に抑えることができます。
- ① 設備設計・レイアウト検討の手間を省略可・短縮
- ② 省スペース化により作業者に代わって導入可能
- ③ コンベヤ等の設備もご要望に合わせてご提案可能
安全柵不要で省スペース
協働ロボットの採用により、安全柵を必要とせず(※)、従来の産業用ロボットに比べ、省スペースで設置が可能です。また、安全機器(レーザスキャナ、ライトカーテン等)を接続することで、現場の作業者の方がロボットの可動域へ進入した際、減速もしくは停止することで安全を確保します。安全確保のためロボットの導入を見送っていた現場や工程など、安全に人との協働が可能です。
- ① ロボット動作の減速、停止対応
- ② 柵を必要としない広範囲な安全エリア設定
※安全柵なしのシステム構築が可能ですが、全てのケースにおいてリスクアセスメントとリスク低減方策を実施する必要があります。